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No + Carne

タイトルは「ノー・マス・カルネ(もう肉はいらない)」と読みます。
これは独立記念日の連休明けのチリ人の間でよく言われる言葉です。
なぜなら・・・
チリでは18日の独立記念日を祝って家族が集まる習慣があります。
そして必ずといっていいほどやるのがアサードという焼肉。
大きな肉の塊を大量に焼きます。
昼から食べて飲んでしゃべって、しばらく間をおいてまた食べて・・・
余ったお肉はスープにして食べたり。
そして夜になるとFondaというお祭り会場に行ってアンティクーチョという
串焼きのお肉を食べるか、
Culb de Huaso(ワッソクラブ)というショーをやったり踊ったりできるような
レストランでパリジャーダという焼肉の盛り合わせみたいなのを食べたりします。
これが3日間ないし、4日間続くんです。
毎日やる人もいれば、中休みを取る人もいるでしょうけど、
毎日大量の肉を食べるんです。

連休最後の夜の肉屋さんのシャッターには
No + Carne」と落書きされたりしてます。
1年で一番たくさん肉を食べる日なんですね。

で、うちはといいますと・・・
2ヶ月ほど前に引越しをした友人が「18日はアサードするから来い」と言ってくれてたので
お邪魔してきました。
残念ながら小雨が降ったりやんだりの天気だったので、
「本当にアサードができるのかなぁ?」と思っていたら
(アサードは炭で焼くので庭やなんかの外でやります)
庭にテントを張ってくれてました。
友人の家族が集まってかなりにぎやかなパーティになりました。
そして予想通りの大量の肉・・・
もー食べ切れないってくらい堪能しました。

そして次の日。
いつも行ってるお店が特別にパリジャーダをやっていたので行ってきました。
「2人前約8000ペソ(約1600円)のがお得ですよ」と勧められ、
これまた大量のお肉が乗ったパリジャーダが運ばれてきました。
(2人前でステーキ肉4枚・同じくらいの量の豚肉と鶏肉、そしてじゃがいも)
絶妙の味付けに感動して、気づいたら鶏肉が少し残っただけで
あとは全部食べきってました(^^;;
鶏肉は持ち帰って夜はそれでスープを作り・・・
本当にNo + Carneって気分でした。