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病院

先日、「チリでは絶対ダメ」と言われている生卵を食べて、大当たりしてしまいました。
1週間ほどずっと体調が悪くて、とうとう月曜に病院へ行きました。
胃腸専門の診療所で、よく胃の調子が悪くなることも併せて診てもらいました。
すると「検査したほうがいい」と言われ、すぐに検査予約、エコーと胃カメラをしました。
胃カメラをしたことがある人は辛さがわかると思いますが、
私はいっつも涙をぼろぼろ流しながら「早く終わって~」と苦しみながらやってました。
日本でそういう経験が3度ほどあるので、まさかチリで胃カメラをするとは思っていなくて
土曜の検査までびくびくの1週間を過ごしました。

当日は旦那についてきてもらい、着いた途端に薬を飲まされました。
その後、順番が来ていよいよ胃カメラです。
ベッドに横になって看護士さんに「寝てください」といわれたと同時に
すーっと眠りに入ってしまって記憶が全然ありません。
最初に飲まされた薬は睡眠薬だったようです。
終わってからは少しのどに違和感がある程度で、全然苦しくなかったんです。
「本当に胃カメラやったんですか?」って感じでした。
旦那いわく「胃カメラを見ながら先生が色々と説明をしてくれた」そうなので
安心して帰ってからまた眠りました。

次の週に結果を聞きにまた病院へ。
チリでは日本と違って検査で撮った写真(レントゲンなんかも)を全てくれます。
胃カメラをした時に撮影された写真を見ながら、先生が検査結果を丁寧に説明してくれました。
普通はウイルスに感染してもすぐに胃が押し流してしまうらしいんですが、
私の胃の働きがおかしいらしくて、腸にいかなければいけないのが逆流してくるそうです。
それで普通なら2,3日で治るようなものが2週間経っても胃にウイルスが残ってる状態だったそうです。
そのウイルスも胃カメラの時に全部洗い流してくれたそうで、今ではすっかり元気です。
胃の働きをよくする薬もしばらく飲み続けたほうがいいといわれました。

チリではジェネリック医薬品が多いので、薬を飲み続けてもすごく安いんです。
私が飲んでいる薬は20日分で150ペソ(約30円)です。
処方箋も日本と違って同じのを何回も使えるため、買いだめできます。
全然苦しくない治療に安い医薬品、医者の丁寧な説明はなかなか日本ではないですよね。
医学が発達していても医者の前で緊張したり、高い薬を買わされたり、
苦しくても我慢させられるのはどうかなーと思います。