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サッカー好きな方ならご存知かと思いますが、
7月10日にCopa America(南米選手権)、翌日の11日にEuro Cup(ヨーロッパ選手権)の
決勝が行われました。

本来、アルゼンチンとコロンビアの共催予定だった南米選手権ですが、
コロナ禍により、急遽ブラジル開催に変更され、ドタバタしたのですが、無事終了。
ずーっとシルバーコレクターと言われ続けていたメッシが
初めてA代表で優勝することができ、世界中のメッシファンが喜んでいることだと思います。

そして、翌日のヨーロッパ選手権、イングランドと戦ったイタリアが
先制されつつも後半で追いつき、PKまで行って勝利しました。
イタリアの優勝もすごく久しぶりだそうで。

そして、ここアルゼンチンはイタリア系の人が多いので、二日連続お祝いムードでした。
特に、イングランド相手に勝利したため、喜びも倍増だったと思います。
(アルゼンチンはフォークランド紛争による「イングランド憎し」の人が多いです)

どちらの優勝も何十年ぶりという快挙ですが、
ここで、出てくるのが「マラドーナのおかげ」という言葉。
アルゼンチンでもイタリアでも活躍して、いまだに愛されてる彼が亡くなって初めての大会だったこともあり、
「どちらの優勝もマラドーナのおかげ」ということを真剣にいう人が多いアルゼンチン。
やっぱり、神はただ一人で、メッシは優勝カップを手にしても
マラドーナには手が届かないんですね。



# by chilemoya | 2021-07-13 06:50 | サッカー
南半球にあるアルゼンチンは秋も深まり、冬野菜が出回り始めました。
普段、スーパーではなく八百屋さんで野菜を買うことが多いんですが、
野菜の名前もチリと違うことも多く、時々間違ったりすることも(^^;;

で、冬野菜の代表といえば、日本でも白菜だと思います。
アルゼンチンにも売ってるんですねー。
チリではフェリアでたまーに見かけるか、日本食材を取り扱ってる店で売ってる程度でしたが、
アルゼンチンでは普通にどこでも売ってるようです。

で、チリでは中国野菜的な扱いの白菜、ここではどう呼ぶのか聞いてみたら
「Hakusai」
ってー。そのまんま!!!
白菜って呼ばれてるのかーってちょっとうれしくなってしまいました。

新型コロナの影響でしばらく帰国できていない中、(そしていつ一時帰国できるかもわからない)
日本食が食べられるのは本当にありがたいです。
早速うどんにたっぷり入れて食べました。

白菜、アルゼンチンの人はどうやって食べるのかわかりませんが、
スープやパスタに入れてもおいしいし、サラダにも出来そうな柔らかい葉なので
アレンジ色々できそうです。


エナジードリンク、日本でも流行ってますよね。
私はカフェインが強いのは苦手なので、日本では飲んだことがなかったんですが、
元祖エナジードリンクといってもいいものがこれ、
コカ・コーラエスプレッソです。
エナジードリンク_c0103368_02102350.jpg
チリにいるときに、「受験生が夜中に勉強するときにはコーラにコーヒーを混ぜて飲む」っていう
嘘みたいな話を聞いたことがあって、冗談かと思っていたんですが、
ここ、アルゼンチンでもそういう習慣があるようで、こんな商品が売ってます。
(ちなみにチリでは売ってませんでした)
旦那がハマって、試しに飲んでみたら意外とおいしく、私もハマってしまいました。

コーラ自体は普通のものより炭酸が弱く、エスプレッソのまったりしたおいしさが混ざっている感じです。
他の地域でも販売されるのか、ここだけなのかはわかりませんが、
日本で売っても売れそうな気がします。
っていうか、もう売ってたりして(^^;

ブエノス・アイレスというのは、アルゼンチンの首都だということを知っている方は
割といらっしゃると思います。

正確には、「ブエノス・アイレス市」が首都なんですね。
ブエノス・アイレス州というのがあって、市はその中にあります。
州の中に市があるわけなんですが、市は特別区といった感じで、
議会や権限も違います。

知識として「州」と「市」は別とわかってはいましたが、
アルゼンチン在住の方に
「Capital Federal(首都)に住んでるんですね。」と言われて初めて
「あー、今までブエノス・アイレスに住んでるって言ってたけど、ブエノス・アイレスっていうと
普通は州のことを指すんだなー」と思いました。
その他、「ブエノス・アイレスの地図ください」ってお店で言ったときも州の地図だったし、
ちゃんと「Capital Federal」って言わないと駄目なようです。

そういえば、私は大阪の出身なんですが、大阪市内ではありません。
それでも「大阪出身です」と言うし、大阪市内のことは「市内」って言うことが多いです。
それと似た感覚かもしれません。

アルゼンチン内では常識なのでしょうが、外国人にはちょっと目から鱗な感じの話でした。


今日のブログのタイトルは本のタイトルです。
グスタボ・マラホビッチというアルゼンチンの作家の作品で、
2015年にハヤカワミステリから出ています。

行方不明の娘を父親が10年かけて頑張って探して
見つけ出すというお話しです。

原題は「El Jardín de Bronce(ブロンズの庭)」なんですが、
こっちのほうが話の内容には合ってるんですよね。
でも、アルゼンチンミステリというのをわかりやすくするために
こういった邦題にしたのかな?って勝手に解釈してます。

娘は誘拐されたんですが、この誘拐犯というのが強烈なキャラで
自分を邪魔するやつは殺人も厭わないんですが、
凶器を自作するんです。
その凶器というのが、独特で殺傷能力が強烈なんです。

そんな強烈な凶器が出てくるお話が、HBOラテンアメリカチャンネルで
ドラマ化されました。(たぶん日本では見られないと思いますが)
よくドラマ化できたなーというのが正直な感想で、チリにいるときに見ましたが、
とてもよく出来ていて、続編(日本ではまだ出版されていません)もドラマ化されました。

ブエノスアイレスに行くことがあったら、ロケ地巡りしたいなーって思ってました。
が、コロナ過で結局どこにも行けてません。
アルゼンチンにいる間に少し落ち着けば、ブエノスアイレス市内のロケ地だけでも
行けたらなーって思います。


# by chilemoya | 2021-04-22 07:02 | 読書