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ハンバーストーンの近くにある別の硝石採掘場跡地です。
ここも現在は世界遺産に指定されています。
これが採掘場で一番大きな機械。
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巨大機械のそばに寄ってみました。
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ここは作業所だったそうです。
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これは貯水タンクかな?
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これは博物館内の部屋。当時のまま再現されています。
ちょっと暗いですが、光の加減が結構気に入ってる写真です。
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これが博物館の正面。この博物館はちょっと不思議なことが起こるそうです。
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その話を聞いたのはこの博物館見学の後、イキケ市内の海軍博物館ででした。

数年前、博物館の受付で働いていた男性の話。
ある日、当日の新聞を持って1時間半ほど昼食休憩に出たそうです。
そして博物館に戻ってみると様子がおかしい。
彼にとってはたった1時間半が、周りでは8年もの歳月が経っていたそうです。
妻も8年分歳を取っていれば、娘はすっかり大人になって妊娠していたそうです。
彼が持っていた新聞は8年前の日付ながら、色も褪せていなくてきれいなままで、
彼自身も8年前に行方不明になったときと変わらなかったそうなので
周りも彼が不思議な体験をしたと認めざるを得なかったそうです。

もし、この話を行く前に聞いてたら絶対にその博物館に入らなかったと思います。
無事に帰ってこれてよかったー。
こういった不思議な話は大好きなんですが、体験はしたくないですね。
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by chilemoya | 2007-12-30 05:55 | 旅行
ハンバーストーンとは硝石採掘場跡地で、今は世界遺産に指定されています。
イキケから車で1時間弱の所にあります。
これが入口。
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労働者達の住居。ここは家族向けの結構マシな方だそうです。
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この汽車でサンティアゴまで2日かけて硝石を運んだそうです。
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これは劇場。経営者など上層部の人達用で、ヨーロッパからオペラを呼んだりしていたそうです。
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学校なんかもあります。もちろん上層部の子供達用。今はおみやげを売ってました。
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これがFichaと呼ばれるお金。この他にも配給券みたいなのもありました。
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本当に砂漠のど真ん中にあって、日差しがきつくて暑かったです。
こんな所でほぼ手作業で採掘していたんですから、相当大変だったと思います。
反対に経営者側はプールなんかもあったり、招待客用のホテルも充実していて
かなりの贅沢な生活が目の前で繰り広げられていたようです。
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by chilemoya | 2007-12-28 03:05 | 旅行
私がサンタ・マリア校の話を知ったのは旅行の前日・・・
なんか暗ーい気分のまま旅行に出発しました。
今回はホテルも取っていなかったので、ちょっと不安でしたが、
空港から街に行くバスの運転手さんが良いところを紹介してくれたのでラッキーでした。
下の写真は硝石産業で儲けた人たちが作ったBaquedano(バケダノ)通りです。
映画のセットみたいでしょう。
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真ん中にあるのが硝石で作られた像です。いろんな形のが置いてありました。
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そしてこれは市立劇場。100年祈念イベントの幕が貼ってあります。
この前にステージが組まれて、夜には音楽や劇をしていました。
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夜にこの通りにあるカフェで食事をしたんですが、
学生がやっているミュージカルを見て涙が出てしまう状態。
暗い気分はなかなか取れませんでした。
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by chilemoya | 2007-12-27 05:57 | 旅行
旅行の話の前にちょっと「サンタ・マリア校の悲劇」の話を書きたいと思います。

19世紀終わりから20世紀にかけて、チリでは硝石採掘が盛んでした。
スペインやイギリス等の投資家が来て、次々と採掘場を開いていき、
たくさんの労働者が過酷な労働条件の下、砂漠で採掘作業をしていました。
その中でも一番の問題は「Ficha」と呼ばれるお金の制度。
給料は働いている採掘場でしか使えないお金で支払われたため、
他の街に行くことさえできず、実質監禁状態だったそうです。

そして労働者達はFichaに反対し、ストライキをしようということになりました。
多数の採掘場で働く労働者達が集合することに決めたのはIquique(イキケ)という
海辺の街。
労働者だけではなく、家族も一緒にストライキに参加することになり、
数万人がIquiqueに集まることになったそうです。

12月、各採掘場から2日や3日かけて砂漠の中を歩き、街に集合。
昼間は30度を越える暑さで、夜は零下まで下がる冷え込みの中、
歩いていくだけでも大変だったことでしょう。
ストライキの話を聞きつけた経営者側はもちろん良い顔をするわけがありません。
採掘場からの逃亡とみなされ、街に行きつくまでにも何人もの人が殺されたそうです。

ようやくたどりついた街の広場にはたくさんの労働者の家族が集まっていました。
街の住民達が「ここに集まられると生活に支障が出るので、
ストライキは今空いている学校へ移動してくれ」と要望したので、
労働者達は近くのサンタ・マリア校へと移動しました。

12月15日、サンタ・マリア校で経営者側・政府側との交渉を求めて
立てこもりが始まりました。
経営者側も政府側もまったく話を聞くつもりもなかったそうです。
そして、立てこもりが1週間になり、12月21日ついに政府が動きます。

「即刻仕事に戻らなければ発砲する」

話し合いを待っていた労働者側は納得できません。
そのまま動かずにいたのです。

そしてとうとう発砲されました。
その銃撃により3600人余りの方が亡くなられたそうです。
(まだはっきりと犠牲者がわからないそうです)
犠牲者のほとんどが労働者の奥さんや子供たちだったそうです。

その後、アルゼンチンなどに亡命した労働者もいたそうですが、
ほとんどの労働者は元の採掘場に戻ったそうです。
家族を亡くし、仲間を亡くしても労働条件は改善されなかったそうです。

Ficha制度が禁止されたのはそれから20年以上も経ってからのことだそうです。
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15日からIquique(イキケ)という街に行ってました。
今回は100年前に起きた労働者大虐殺の慰霊のためのイベントに行ったので、
楽しいだけの旅行ではありませんでした。
(食中毒にもなっちゃったし・・・)
でも、それ以外では温泉も行ったし、地上絵も見たし、なかなかおもしろい旅でした。

明日からクリスマスです。
去年行った友人宅へ今年も行くので、旅行の話はクリスマスが終わってから書きます。

では、みなさん良いクリスマスをお過ごしください。
Feliz Navidad!
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by chilemoya | 2007-12-24 12:17 | 旅行
明日から1週間、今度は北の方へ旅行に行ってきます。
今回の旅行は旦那の希望で、半分仕事モード。
でも、私は完全に遊びなので満喫してきたいと思います。

今までは南の湖水地方やフィヨルドなどの地域が多かったんですが、
今度は北の砂漠地帯も行く予定です。
そして温泉にも~\(^o^)/
帰ってきたらまた報告します。
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週末、「労働者のためのコンサート」に行ってきました。
Sol y lluviaとInti-illimaniというベテランバンドが出るコンサートで、
どちらも大ファンであるうちの旦那はかなり張り切っていました。
(ジャンルはフォルクローレです)
会場は国立競技場敷地内にある、テニスコート。
ここは観客席がすり鉢状になっているため、音の反響がものすごく良くて
私も大好きな会場です。
以前、ここでSol y lluviaを一度見たことがあるんですが、
このブログには書くの忘れてました。
Intiは9月に40周年記念ライブに行ったばかりで、ここでも紹介しています。

ライブは9時過ぎから始まり、2つの前座バンドが出ました。
1つ目はSol y lluviaのカバー?と思わせるほど影響を受けていたバンドでした。
2つ目は以前見たことがあると旦那は言っていたんですが、
私は全然覚えていませんでした。あんまり好きじゃなかったからかなー。

メインのバンド1つ目のSol y lluviaが始まったのは10時半過ぎ。
このバンドは同世代はもちろんなんですが、若い子達に絶大な人気を誇っています。
今回で3回目なんですが、いつも大合唱に踊りまくりのライブです。
歌詞はかなり政治的イメージが強いんですが、そこがまた人気の出る要素みたいです。
一番好きな曲をアンコールの1曲目でやってくれて、ちょっとうるっと来てしまいました。
この曲のライブをYouTube見つけました。ここ
もう1曲、めちゃくちゃ盛り上がってかっこいい曲も貼っておきます。ここ

そしてInti。このバンドも人気はあるんですが、始まったのが12時くらい。
私はいつもこのくらいに寝るので、始まったときはちょっと疲れてました。
でも、演奏が始まるとやっぱり血が騒ぐもんですねー。
盛り上がり方はおとなしかったんですが、すごーくよかったです。
最後はSol y lluviaのメンバー、別のベテランバンドのメンバーもゲスト参加して、
観客と共に大合唱で終わりました。

そして家に着いたのは2時過ぎ・・・
翌日も出かけたため、結構疲れた週末でした。
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by chilemoya | 2007-12-11 05:12 | 音楽
先週末、友人の娘さんの15歳のお祝いに行ってきました。
チリでは15歳は特別の年齢だそうで、盛大にお祝いをするそうです。
これは友人が作ったお祝いのケーキ。すごいでしょ。
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ちなみに彼女は息子の誕生日にスパイダーマンケーキも作ってました。
それも素晴らしかったんですが、カメラを持っていってなかったので撮れなかったのが残念です。
凝り性の両親はパーティ会場となった駐車場の飾りつけも念入りでした。
これは飾りつけの途中。人がいないときに撮りました。
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この後、ブラックライトやカラーボール(ライトがくるくるまわるやつ)なんかもつけてました。
ケーキはこのあと移動され、手前のテーブルにキャンドルと天使のお人形が
15こずつ飾られました。
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夜の11時くらいにみんなが会場に集まり、主役はドレスで正装。
神父さんが聖書を読み上げて、これからの人生の祝福や
両親、祖父母に感謝の言葉なんかを色々とお話されてました。
その後、両親や親戚、友人らがお祝いを言ってキャンドルを吹き消していきます。
お返しに主役の子がキャンドルとお人形をみんなに配っていって終了。
ディナーは1時半から。
いつもこのくらいには寝てるので、とっても眠くなってしまい、
あまり食べられなかったのが残念でした。
私と旦那は友人の従兄弟の家に泊めてもらうことになって、
友人の家を出たのが3時近くでした。
主役と友人たちはきっと朝まで盛り上がったことでしょう。
こういうときいつも思いますが、チリ人はタフです。
私は徹夜で遊ぶなんてもう無理だなー。
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