とりあえず、おめでとう

サッカー、20歳以下ワールドカップが終了しました。
下の記事のような事件があったにも関わらず、
チリ代表は健闘して3位になり、見事銅メダルを獲得しました。
警察に締め上げられたSanchezは残念ながら出場できませんでしたし、
1点を守り抜くとっても厳しい試合でした。

チリ国民の反応は薄く、先日の事件ですっかり熱が冷めてしまったようです。
試合も日曜の12時過ぎからということもあって、
見ている人も少なかったのかもしれません。
(チリ人は週末は朝方近くまでパーティーをし、
昼過ぎまで寝ているというパターンが結構あります)

オーストリアの攻めを何度となくセーブした名GKのToselliは
今回のワールドカップで492分間無失点記録を達成し、新記録を作ったそうです。
いち早くファンクラブなんかもできてしまいました。

チリは予選からトータルで6試合戦ったんですが、
その中でも一番印象に残るのは決勝トーナメント1試合目のポルトガル戦です。
ヨーロッパ対南米ということもあってか、審判団はアジア系。
主審にマレーシア人、線審はタイ人と中国人でした。
「大丈夫かな?」と試合前に懸念していたうちの旦那。
明らかに国際試合の経験不足といった感じの審判で、
言葉も一切通じない上に、やたらとカードを出しまくってしました。
飛んできたパスを受けたらオフサイドだったSanchez、それだけでイエローカードです。
納得いかない選手が説明を求めても、すべて跳ね返して、
両選手ともプレーが段々荒くなっていき、最後にはポルトガルの選手が
レッドカードをもらってしまいました。
それはもらっても仕方のない状況だったのですが、
それまでも何度も叫びながら審判に抗議していたポルトガルの選手、
そのレッドを見て他の選手がなんと審判からカードを取り上げてしまいました。
もちろんその選手もレッドをもらってしまい、一気に二人も退場。
泣き叫びながら退場していく選手が本当にかわいそうでした。

そして最後はフリーキックを蹴ろうとしていたVidalに対して2枚目のイエローを出し、
レッドで退場。
これも審判の笛を待っていたVidalに対し、審判は「時間かせぎ」とみなしたためです。
すでにロスタイムの時間も経過しており、
本来ならもっと早くに試合終了をしているはずだと思います。
Vidalがボールを置いて数歩下がったところでいきなりカードだったので、
本人もなぜカードが出たのか納得いかないようでした。
試合後のインタビューでVidalはこう言っています。

「僕達のような若い選手は国際経験もあまりないし、他国でプレーしている選手も
少ないのに、なぜ言葉が通じる人を審判としてくれないのか」


チリはスペイン語でポルトガルはポルトガル語です。
元々同じ言語で似ているので、どちらかが話せれば大丈夫なはずです。
それにサッカー選手はサッカー用語くらいは英語でも少しはわかるでしょう。
身振りを交えてでもコミュニケーションをとってほしかったと思います。
チリはその試合に勝ったからともかく、ポルトガルはとても悔しかったと思います。
私もサッカーは色んな試合を見ていますし、ひどい審判も結構見ましたが、
ここまでひどいのは初めてでした。

その後、準決勝でのアルゼンチン戦でも審判に対し不信感があったチリ。
それは勝ったアルゼンチンのサポーターも審判に対してブーイングをするほどでした。
でも、3位になってすっかりそんなことを忘れたようなチリの人たち。
明日は代表チームが帰国します。
またマスコミは大騒ぎなんでしょうね。
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by chilemoya | 2007-07-24 03:32 | サッカー