ひどすぎる!!

7月19日、カナダにて20歳以下ワールドカップの準決勝が行われました。
アルゼンチンとチリ戦で、チリ人の大多数がテレビの前に釘付けだったと思います。
普段サッカーを見ない人でも、これだけ国が盛り上がってるので
ついつい見てしまったのではないでしょうか?
バチェレ大統領も「帰国したらMoneda(大統領官邸)に招待します」というくらい
本当に盛り上がっていました。
でも、残念ながら負けてしまいました。
審判が公平ではなかったこと、これは勝ったアルゼンチン側も認めるほどです。
徹底的に攻撃されてしまったVidalに試合終了後、
アルゼンチンの監督がチリの監督より先になだめに行っていたのが印象的でした。

審判問題は毎回ワールドカップの時に言われていますし、
この試合以外でもあったので後日書くとして、
ひどい話とは試合後のことです。

試合終了後、バスに乗る選手達の中で一人行動を乱したものがいました。
Alexie Sanchezです。(写真はチリサッカー協会から)
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彼はチリ以外でも注目されている素晴らしい選手です。
応援してくれたファンに挨拶に行こうとしたそうです。
それをやめさせようとしたカナダ警察を振り切って前に進もうとした彼に
警官はなんと殴ったそうです。
それを見た他の選手が中に入って仲裁をしようとしたそうなんですが、
みんな警官に殴る蹴るの暴行を受けたそうです。
それだけではなく、警棒・電気ショック・催涙弾まで選手に対して使用、
あげくの果てには逮捕、身柄の拘束です。(写真はTVNから)
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右の方の赤いシャツを着ているのがSanchez。
まるでテロリスト扱いだとニュースキャスターも言っていました。
試合後で体力の消耗している選手に対し、本来なら身を守るためにいた
警官隊がここまでするのはやりすぎです。
何が起きたかわからない選手達、止めに入ったサッカー協会の人達、
そのことを取材中の取材陣、そばにいたファン達にも暴力はふるわれました。
今一番の国民的スター達がカナダで不当な扱いを受け、
ほとんどのチリ人は悲しい思いをしていると思います。
チリ政府もカナダの警察に対してなんらかの動きをとるそうです。
FIFAも「3位決定戦についてはチリ代表の状態を見て行う」と発表したそうです。

Rojitaは試合以外ではとても無邪気で、本当にみんなかわいいです。
そして試合では素晴らしいプレーをしていました。
私もずっとテレビを見ていて、弟達のような、息子達のような気がしていました。
そういう気持ちを持っていたチリ人もたくさんいると思います。
だから今回のことはとっても悲しくて、負けたことよりもショックだし、
気分もブルーなままです。
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by chilemoya | 2007-07-21 03:56 | サッカー