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選挙

7月29日に参議院選挙があります。
それに先立って、海外在住者向けに「在外選挙」が行われています。
在外選挙は在外選挙人登録というのをしていないとできません。
私達夫婦はチリに来て1年と少し経ちますが、
在外選挙は衆議院と参議院選挙しかないので、初選挙です。

日本では投票用紙をもらって政党名、名前を書くだけですが、
在外選挙はもう少しだけ手間がかかります。

まず、「投票用紙請求書」という用紙に名前と選挙人登録番号を記入して、
投票用紙をもらいます。
投票用紙は多分日本で使われてるものを同じだと思うのですが、
それを小さな封筒に入れ、またそれを大きな封筒に入れます。
その少し大きめの封筒にまた登録番号と名前と署名をします。
そして封をして「立会人」にお渡しし、
その封筒に立会人署名をもらいます。
最後に全部を選挙管理委員会への郵送封筒に入れて完了です。
この郵送封筒にも自分で住所などを記入しなければいけません。
私が行ったときには私だけに立会人を含め、3人の係りの人がいて、
ちょっと緊張しました。
投票用紙を記入するところは、日本と同じシルバーの囲いをしてある机。
投票用紙は同じでも、封筒に名前を書いたりするので、
今まで以上に厳かな気持ちになって投票しました。

一つ困ったなーって思ったのは、候補者に対する情報が不十分だということです。
政党に対してはサイトをチェックすれば大丈夫なのですが、
候補者はサイトを持っている方と持っていない方がおられます。
選挙管理委員会のホームページを見ても
「各家庭に選挙公報を配布、それを読んでください」としか書いてません。
特定の支持政党がある人は投票も難しくはないと思いますが、
私のように選挙公報を見て決めている人も多いと思います。
でも、海外にはそれは届きません。
大阪の立候補者はたった9名です。
候補者情報くらい選挙管理委員会のサイトを見たら
よくわかるようにしておいてほしいなと思いました。