オンセの習慣

チリにはオンセという習慣があります。
私がチリに来る前に見た旅行番組でオンセの説明をしてくれていました。

オンセとは昔ドイツ人移民が一仕事終えた後にお酒を飲むことにしていたらしいのですが、
「お酒を飲む」というのはあまりにもストレートな表現すぎるし、
まだ明るいうちにお酒を飲むのは少し抵抗があったらしく
アルコールという言葉の隠語としてオンセという言葉が生まれたそうです。
オンセとはスペイン語で数字の11で、アルコールを意味するドイツ語が
アルファベットで11文字だからだそうです。
今ではお茶とケーキに変わりつつありますが、夕方にお茶することを
「オンセする」というふうに言葉が残ったそうです。

それを見て「3時のお茶みたいなものかー」と思ってこちらに来ましたが、
少し間違いでした。
オンセというのは確かにありますが、お茶というよりも
「1日4食のうちのひとつ」という感じです。
昼食と夕食の間の食事という感じで、しっかりパンやハムチーズなんかも食べます。
もちろん、クッキーなんかの甘いものもテーブルに乗りますが
どちらかといえば「食事」です。

平日のチリの食事というのは、まだ体験していないのでわかりませんが
週末はこんな感じです。

朝はゆっくり寝て、11時くらいに朝食。
2時くらいから5時くらいまで準備も含めてゆっくりと昼食。
8時から9時くらいにオンセ。
12時前くらいに夕食。

チリでは昼食が一番メインになるので、夕食を食べないこともあるようですが、
大量の昼食を時間をかけてゆっくり食べて、オンセまでに散歩なんかをして
おなかをすかせてまた食べます。
時間を見ていただくとわかると思いますが
料理を作る人はほとんど一日中キッチンにいる事になります。
ですが、家族みんなでわいわいと作るので楽しいかもしれません。
食べることが大好きなチリの人達は、料理するのも好きかもしれませんね。
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