バス

サンティアゴといえばバスって言いたくなるくらい、バスがたくさん走っています。
スペイン語でバスは「ブス」と発音しますが、サンティアゴでは「ミクロ」といいます。
ミクロは黄色で車体に3桁の番号と行き先表示があり、それを遠くから見ながら
自分の乗るミクロを探します。そして、目的のが来たらすばやく運転手に合図をして
「乗ります」という意思表示をしないと止まってくれません。
バス停はあるのですが、いろんな方面のバスが止まるのでこちらが意思表示をしないと
止まってくれないのです。
合図を送っても止まってくれないこともよくあったりして、大変だったりします。
降りるときは日本と同じでブザーを鳴らすか、バス停以外で降りたい時は
運転手の横で「ここで降ります」というと降ろしてくれたりします。
一番驚いたのが、このバスは全て個人経営なんです。
ですが、この黄色のミクロも今後消えつつあるそうです。
2005年11月から新しく公共交通機関ができ、白と緑、紫の2種類のバスも走っています。
サンティアゴの悪習であるスモッグをなくすために、古いタイプのミクロをなくしていくそうなんですが、
同時に個人経営バスもなくなるため、失業者が増えバスの本数も少なくなって通勤ラッシュが
ますますひどくなるそうです。

ちなみに、黄色のミクロには乗客の他に「物売り」「流しの演奏家」「寄付を求める」など様々な人が乗ってきます。
新しいバスになると乗客以外は乗ってはいけないという決まりになっているらしいです。
1時間ほどバスに乗らなければいけないときに、飲み物を売りにきてくれたりするのは
うれしいものですが、そういう習慣もなくなっていくのはちょっと寂しい気もします。
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